草刈りは敷地の景観や使いやすさを保つために欠かせない作業です。
しかし、草刈りを実施する敷地の広さによっては、作業に時間を必要とするだけでなく、身体的負担が多くかかってしまうことも珍しくありません。
本記事では、草刈りを簡単にするために実践したい、道具選びや作業のコツを解説します。
草刈り機を使うコツも合わせて解説しているので、草刈りの手間にお悩みの方は参考にしてみてください。
草刈りに必要な道具5つを使い方のコツとともに一挙紹介

草刈りを効率的に実施するのは、道具をうまく活用することが効果的です。
ここでは、購入費用が安く扱いやすい、草刈りに必要な道具を5つ紹介します。
使い方のコツも合わせて解説するので、草刈りの道具を既に持っている人もチェックしてみてはいかがでしょうか。
1.鎌・くわ
鎌やくわは雑草を少ない力で、綺麗に刈り取るために必要な道具です。
製品によって刃の大きさや厚さが異なるので、刈り取る雑草の種類や状態によって適切なものを使い分けると、より少ない力で刈り取れます。
刃を使い分ける目安としては、繊維が柔らかく繁殖力が強い草には薄い刃を使用し、繊維が固く大きさが大きい草には厚い刃を使用すると良いでしょう。
狭いスペースで草刈りをする際には、少ないスぺ-スでも問題なく使用できるように、小回りが利く小さな鎌を使用することをおすすめします。
2.三角ホー
三角ホーは長い棒の先に三角形の刃を持つ、小型のくわです。
草を刈り取れるだけでなく、同時に草の根を掘り起こせるため、雑草を根元から駆除できます。
根をしっかりと掘り起こせるように、地面に三角形の刃を入れこむと上部の草ごと一気に刈り取れます。
先端に刃が付いているので足元をケガしないように注意しましょう。
3.草刈りはさみ・剪定ばさみ
草刈りはさみは、地面に生えた雑草を刈ることに特化したはさみです。
持ち柄が長い立ち作業用の製品もあるため、狭い場所の手入れを疲れずに実施したい人におすすめの道具だといえるでしょう。
剪定ばさみは、枝や固い茎の草を切るのに特化したはさみです。
庭木の手入れにも活用できるため、雑草の除去だけでなく庭の草木を整えたい人におすすめの道具だといえるでしょう。
4.熊手
熊手は草刈りをした後に散らかったゴミを、一か所にかき集める際に使用する道具です。
広い範囲の草刈りを実施した場合、刈り取った雑草を集めるのにも身体的負担がかかるため、熊手を活用することをおすすめします。
なお、ものを多く置いている場所の草刈りを実施する場合は、入り組んだ部分のゴミを回収できるように竹ぼうきも併用すると良いでしょう。
5.テミ
テミは小型の手持ちのザルや土入れのような形をした、ちりとりのような役割を果たす道具です。
道具を使わないで刈り取った草をこぼさずに入れるのは意外に難しく、繊細な作業になるうえ、草をこぼしてしまうと再度集めるのに無駄な労力を費やしてしまいます。
テミを使用すれば、こぼさずに効率よく草をゴミ袋に入れられるので、広い範囲の草刈りを実施する人は買い揃えておくと良いでしょう。
広範囲の草刈りを簡単にしたいなら草刈機を導入しよう

広範囲の草刈りを実施する場合は、草刈り機の購入を検討してみることをおすすめします。
草刈り機は自動で刃が回転してくれるため、全く力を使うことなく短時間で草刈りを完了できます。
ただし、狭い箇所で使用すると周りの建物に傷をつける恐れがあるだけでなく、綺麗に仕上げる難易度が上がってしまうため、草刈りに適した場所であるかどうか判断することが大切です。
草刈り機を使うコツを項目ごとに解説

草刈り機は短時間で多くの草を刈り取れる便利な道具ですが、他の道具と違い刃が自動で回転しているため、正しい使用方法をしっかりと理解しないと、事故を引き起こしてしまう原因になります。
ここでは安全に効率よく使用できる、草刈り機のコツを3つ解説します。
草刈り機のスペックをうまく引き出すためにも、草刈り機を使用する人は、以下の項目をチェックしておきましょう。
持ち方
草刈り機を安全に使用するためには、刃の角度と姿勢が大切です。
草刈り機の肩掛けベルトを左肩にかけて、本体が体の右側に来るように調整しましょう。
刃の角度を地面と平行になるように意識し、両手でグリップをしっかり握ります。
両足を肩幅くらいに広げることを意識して持つと、安定した姿勢を保ちやすくなります。
安全確認
草刈り機は自動で刃が回る仕組みになっているので、怪我無く使用するためにも、必ず事前に安全確認を実施しましょう。
安全確認で実施すべきチェック項目は以下のとおりです。
- 草を刈る範囲の石やごみを撤去する
- 複数人で作業する場合は5m以上の距離を開ける
- 使用する前に動作確認を実施する
- 帽子・保護メガネ・手袋・長靴を使用し、必ず長袖・長ズボンを着用する
使い方
草刈り機の正しい使用方法は以下のとおりです。
- 刈り刃の左上1/3を当てる
- 右から左へ振る
- 刈らずに右の位置に戻す
- 右足を前に出し、すり足で移動する
なお、草が固い場合は強く押し当てるのではなく、刃の回転数を上げて対処しましょう。
【草刈りの負担を減らす】作業のコツ5選

草刈り作業のコツは道具を効率よく使用する以外にも、時期や適した格好など複数注意すべきポイントがあります。
ここでは草刈りの負担を軽減できる、作業のコツを5つ紹介します。
草刈り機を使用するしないに関わらず、実施できるポイントを厳選したので、体への負担が気になる人は、以下のコツを実践してみてはいかがでしょうか。
1.適切なシーズンに作業する
草刈りの負担は草のコンディションによって大きく異なります。
そのため、草刈りをする際には雑草の成長サイクルを見極めて、適切なシーズンを判断することが大切です。
草刈りに適切なシーズンは以下のとおりです。
- 6~7月:草が柔らかいため、少ない力で刈りやすい
- 9~10月:雑草の成長速度が落ち着くため、作業の効果が出やすい
- 11~12月:枯草が多く、少ない力で刈りやすい
1年で2回を目安に草刈りをすることをおすすめします。
2.適切なタイミングを見極める
草刈りに適切なタイミングは、雨が降った2~3日後です。
雨で草が柔らかくなっているため、少ない力で草を刈り取れます。
しかし、雨で地面がぬかるんでいることも多いので、長靴や滑り止めがついた靴で作業しましょう。
3.作業する格好に気を配る
草刈りをする際には、虫刺されや枝や繊維の固い葉でケガをしないように、長袖・長ズボンを着用するなどなるべく素肌を晒さないように気を配りましょう。
また、花粉や草に対するアレルギーを持っている人は、マスクやゴーグルを使用すると症状を抑えられます。
4.草を刈り取る箇所を心がける
草を刈り取る際には、枝や茎の節目や根元部分など草の成長点を刈り取るように意識しましょう。
成長点から草を刈り取らないと、草がすぐに再生してしまうので注意しましょう。
5.ごみの処理方法を事前に決めておく
草刈りする前にごみの処理方法を事前に決めておくと、作業に無駄が生まれにくくなります。
広範囲の草刈りをする場合は、地方自治体のゴミ出しのルールを確認し、一度に回収してもらう量を確認しておくと、ゴミが回収されなくなってしまうトラブルを防げます。
まとめ
本記事では、草刈りを簡単に実施するコツを紹介しました。
扱う道具や実施するタイミングなど、草刈りを簡単にするポイントは多くあります。
しかし、あまりにも草刈りする量が膨大になってしまう場合には、途中で中断してでも専門の業者に依頼し、適切な処理を施してみてはいかがでしょうか。