庭の外観を整えたり、外から室内を見えにくくするために、庭木を植えている住宅は多いです。
しかし、植えた庭木の種類によっては想像より大きくなりすぎてしまい、庭に大きな影ができてしまい、洗濯物や他の植物に悪影響を及ぼしてしまう場合も珍しくありません。
そんな、庭木の悩みを抱えている人は庭木を伐採することをおすすめします。
この記事では、庭木を切る費用の相場を初めとした、伐採に関する情報を解説します。
大きな庭木は自分で伐採するのは難しい

小さな庭木であれば、自分で伐採可能です。
しかし、以下の条件に当てはまる庭木の場合、ケガをするリスクが高くなるため、プロの業者に作業を依頼することをおすすめします。
- 高さ3m以上
- 幹の直径20cm以上
- 斜面に植えてある
- 庭木が植えてある周囲に建物がある
- 庭木が植えてある周囲に電線がある
上記の条件に当てはまらずとも、「根を除去するのが難しそう」「作業時間がなかなか確保できない」悩みがある人は、プロに頼ってみるとよいでしょう。
庭木を切る費用の相場とは

庭木を切るためには、複数の作業が必要であり、それぞれの作業工程で相場価格が異なってきます。
ここでは、庭木を切る費用の相場を作業工程ごとに解説します。
相場価格を知っておくと、信頼できる業者であるか、見積もりから判断できるようになるので、プロに依頼したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
伐採費用
伐採費用の相場価格は木の大きさによって異なります。
木の大きさごとの費用相場は以下のとおりです。
- 3m未満:3,000~5,000円
- 5m未満:8,000~10,000円
- 5m以上:20,000円前後
1階までの高さであれば3m、2階中間の高さであれば5mと、建物を参考にすることで大まかな大きさを把握可能です。
抜根費用
抜根費用の相場化価格は幹の大きさによって異なります。
幹の大きさごとの費用相場は以下のとおりです。
- 直径15cm未満:3,000円前後
- 30~50cm:7,000~20,000円
幹を放置してしまうと、シロアリが発生したり、転倒のリスクが高まるので、プロに伐採を依頼する際には一緒に依頼することをおすすめします。
処分費用
処分費用は10,000円前後が相場価格となります。
処分する木の量や重さが大きければ大きいほど、料金が高くなる場合が多いので注意が必要です。
また、業者によっては少量であれば無料で引き取ってくれるケースがあるので、費用を抑えたい人は処分費用にも注目してみるとよいでしょう。
費用を安くするには時期が重要

庭木伐採の費用は、木の重さや葉の量によって異なる傾向があります。
そのため、木の種類によっては伐採する時期に注意することで、費用を安く抑えられます。
木の種類ごとに分けた、伐採におすすめな時期と理由は以下のとおりです。
木の種類 | おすすめの時期 | 理由 |
落葉樹 | 11~2月 | 木が乾燥しているため、枝に重みがなく、処分費用を抑えられる |
常緑樹 | 3~6月、8~11月 | 休眠期であるため、剪定時に植物へのダメージを抑えられる |
針葉樹 | 10~12月、3~4月 | 真夏と真冬は成長期であるため、剪定してしまうとダメージが大きい可能性がある |
プロ業者に依頼する3つのメリット

プロに依頼するかどうか決めるには、プロに伐採してもらうメリットを把握しなければなりません。
ここでは、庭木の伐採をプロ業者に依頼するメリットを3つ解説します。
特に3m以下の木を伐採したい場合は、自分へのメリットが費用と釣り合っているかをチェックすることが重要なので、ぜひ参考にしてみてください。
時間をかけずに伐採できる
庭木の伐採をプロ業者に依頼する最大のメリットは、短時間で安全かつ効率的に作業を完了できる点です。
専門知識と専用機材を持つ業者なら、一般の人では数日かかる作業も半日ほどで対応可能なため、スケジュール調整や高所作業に不安がある場合にも安心です。
ケガするリスクがない
庭木の伐採は、高所での作業や重機の使用、枝の落下など危険が伴います。
そのため、一般の人が無理に伐採すると転倒やケガ、落下などの事故に発展しかねません。
一方、プロの業者は安全対策を徹底し、経験と技術を持って作業するため、ケガの心配がありません。
害虫の被害を防げる
放置された庭木は、シロアリや毛虫、カミキリムシなどの害虫の温床になりやすく、住宅や他の植物への被害を招く恐れがあります。
プロ業者に伐採を依頼すれば、害虫が発生しやすい木を的確に見極め、適切に処理可能です。
また、伐採後の処分も徹底して実施してくれるため、害虫の再発リスクも抑えられます。
信頼できる業者を見極めるために意識したい3つのポイント

庭木の伐採・剪定を成功させるには、確かな技術力と知識量を持つ、信頼できる業者の協力が必要です。
ここでは、信頼できる業者を見極めるために意識したいポイントを3つ解説します。
以下のポイントを押さえておくと、業者選びを効率よく進められるので、初めて伐採・剪定を依頼する人は、参考にしてみてください。
実績や資格を確認する
信頼できる伐採業者を選ぶうえで重要なのが、実績や資格の有無を確認することです。
過去の施工実績が豊富な業者は、さまざまな状況に対応できる技術力を持っている可能性が高く安心です。
また、「造園施工管理技士」や「樹木医」などの資格を保有していれば、専門的な知識と安全管理の面でも信頼性が高まります。
明確な見積もりを共有してくれるかチェックする
信頼できる業者かどうかを見極めるには、事前に明確な見積もりを提示してくれるかが重要な判断基準です。
作業内容や費用の内訳が不透明な業者は、後から追加料金を請求されるリスクがあります。
一方で信頼性の高い業者は、作業範囲・処分費・出張費などを丁寧に説明し、納得のいく見積書を提示してくれるので、安心して依頼できます。
追加料金には注意が必要
見積もり段階では安く見えても、作業後に「処分費」「特殊作業費」「交通費」などを別途請求されるケースがあります。
信頼できる業者は、事前に追加費用が発生する可能性や条件をしっかり説明してくれるため、追加料金について言及がない業者は、安易に契約しないことが重要です。
まとめ

この記事では、庭木を切る費用の相場を初めとした、伐採に関する情報を解説しました。
大きな庭木の場合、自分で作業してしまうと、思わぬケガにつながる可能性が高いです。
予期せぬトラブルに合わないためにも、実績が豊富なプロの造園業者に依頼することが重要です。
もし、倉敷市で庭木の伐採・剪定に悩んでいる人がいましたら、倉敷市での実績が豊富な「お庭番守」に依頼してみてはいかがでしょうか。